2008年11月7日金曜日

空より深い瑠璃色の

初めましての方もそうでない方もこんにちは。
メルマガからそんなに日数が空いていないので何だか不思議な心持ちがして首を傾げているweb・在庫スタッフ龍澤です。
朝毛布から離れがたい季節になってきましたが、今ベルエールには冬の夜空のようなラピスラズリがあります(なぜかここ2、3日ばかり妙に目が合います)。丸玉なのですが、アズライトやソーダライトが混ざり合ってできる濃い薄いとあるラピスラズリの色の中で、夜明け前の冬空の色のようなこの色合いが個人的には一番好みです。
ラテン語とペルシャ語(又はアラビア語)から名づけられたこの石は世界最古のパワーストーンといわれ、5000年以上前から使用されていたといいます。西洋では「王の胸を飾る7つの宝石」、東洋では「極楽浄土を飾る7つの宝石」の一つとして数えられ、砕いて絵の具にしたり化粧品にしたりと日常生活や芸術の世界にも縁が深く、金と同等か時にはそれ以上の価値を持って取引されていました。今でも日本画の絵の具として売り出されることがあります(この前見かけました)が、発色もお値段も最上級でした……。
パワーストーンとしては万能と幸福の石として知られていますが、実はそれだけではなく、古代ローマでは「恋人達を守る石」として愛と美の女神ヴィーナスに捧げられていましたし、「永遠の誓い」という宝石言葉も持っています。知恵や判断力や洞察力など頭脳に関する方面全般をサポートすることから支配者の石と呼ばれるほどなので、真面目でお堅い性質かと思いきや、意外にロマンチストな一面もあるようです。
堂々巡りの思考パターンを取り除きたい方
いつの間にか進むべき道を見失って迷ってしまっている方
インスピレーションや企画力を必要としている方
自分を磨きたい方

そんな方にはきっと良きパートナーになってくれるはずです。
それから形にもその形の持つパワーというものがあります。
石を磨く際に一番ポピュラーな形は丸玉だと思うのですが(どうにも私のイメージとして、石と言われて連想するのは水晶の丸玉なのです。水晶=丸玉……若干発想力に欠ける感じですね……)……如何でしょう? 私はそれが不思議でした。ビーズも丸玉が大半ですし、大抵どの石も丸玉に磨かれたものがあります。別に三角や四角でも良いんじゃないかと思っていました。
「なのにどうして丸なの!?」と。
スフィア(球体)や円というのはとても不思議で面白い形です。
エネルギーを最も放出しやすく、つるりとしていて万遍が無いので終わりや継ぎ目がありません。それは即ち無限の象徴です。なので伴侶や大切な人には指輪を贈るという風習ができました。この絆が途切れることなく永遠に続くものであるように……そういう願いを込められたのです。
個人的にも丸玉は好きな形で、こう……撫でるとほわりと和むのです。何故かは分かりませんが。なので、よくショップに置いてある巨大な丸玉ちゃんを撫でています。まるっとした曲線を指先でするすると辿っていると、「ものすごく可愛いなぁ……」という気分になります。古代からのシャーマン達は「可愛いなぁ」とは思わないまでも、月や星の形でもある丸玉に宇宙や永遠や真理を見出していたのかもしれません。




そんなラピスラズリ丸玉はこちら↓
ラピスラズリ



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