2009年7月27日月曜日

富士山、制覇!

 こんにちは、ベルエールの若松です。
もう、季節は夏真っ盛り、我が小学生の子供達も、指折り数えて待ちわびていた夏休みを、謳歌しております。
皆様、今年の夏、いかがお過ごしでしょうか。

 私事ですが、先日7/18,19と、富士山を制覇して参りました!

登山ベテラン級の私の父と、登山ビギナーである私の家族、計5人で0合目から挑戦し、5人とも登頂し、無事下山して参りました。  

7/1に山開き、毎年20万人が登る日本一の山、富士山。

大半の方達は、5合目まで車で行き、5合目から6時間程かけて登頂、下山に3時間程かかると言われています。
正直、我が子達はまだ小学生だし、てっぺんまでは無理だろう、登れて8合目までかな、と思っていました。

がしかしです。

 私達一行は、山梨県の「吉田口登山道」0合目の「馬返し」という所から、AM6:00登山スタートしました。

先頭きって歩いていた上の子に続いて下の子。
小学生の二人は元気元気、ずんずん前へ前へと歩いて行ってしまいます。

「そんなに急いだら、あとが持たないよ!」

そんな私の言葉など、全く聞く耳持たず。
まあ、そのうち疲れて弱音吐くだろう、なんて思っておりましたが、、 全く、そんなのどこ吹く風、、元気元気。

休憩を挟み挟み、森林浴を愉しみながら、朝露に濡れた葉っぱや、木肌や岩肌に生えた苔がなんともみずみずしく、木々たちに応援され、癒されながら、ゆっくり登って、5合目AM8:30到着。

あっという間、と言う感覚。

しかし、5合目に近づくにつれ、次第に空気が薄くなっているのを感じ、だいぶ寒く感じました。

5合目にて朝食を取り、 さて、いよいよ、ここからが本番!
とばかりに着衣も防寒対策にいろいろ着込んで、準備万端!
宿泊所のある8合目を目指して、AM9:00出発。

標高が高くなるにつれ、空気も薄く、寒さも増し、7合目あたりから、俄然しんどくなってきます。

標高3776mの富士山。
頂きの酸素濃度は地上の半分だそうです。
予防策としては、こまめに水分を取り、脱水症状を防ぐこと。
そして、頭に酸素を行き渡らせるイメージで、複式深呼吸をしながらゆっくり登ります。

天気は徐々に悪化。物凄い強風と寒さに山の厳しさを感じ始め、8合目に着く頃には、体力の限界かと思われるような状態でしたが、なんとか、8合目の宿泊所に14:00到着。

しかし、富士登山のエキスパートといっても過言ではないだろう、私の父も、こんなに早く8合目まで到着できるとは思ってなかったらしく、子供達の持久力に驚いていました。

ですが、子供達と夫も、恐れていた登山病にかかり、上の子に関しては、一番楽しみにしていた宿泊所の夕食・カレーライスが半分も食べられず、それを悔いてか、下山してから他の場所でカレーライスを注文し、たらふく食べておりました。(笑)

 さて、宿泊所で充分に睡眠を取り、真夜中のAM1:30、ご来光を見ようと、てっぺん目指していざ、出発!

実は、ここからが、過酷な登山の始まりなんですね。
0合目を出発した時と、みんなの表情が全く違います。
死と隣り合わせ、と言ったら過言でしょうか・・・いや、少しも油断できない状況でした。
足場の悪い暗闇にヘッドライトをかざし、突風にあおられながら一歩一歩登ります。

唯一、幸いにも、少しの時間だけ、満天の星空を見ることが出来、しばしの間、堪能しました。
それはそれは美しく、まさに宇宙を感じました。

と思うと、すぐに濃い霧に包まれ、季節は真冬かと思われる程の寒さと、信じられないくらいの突風・強風に愕然としました。
それでもみんなで励まし合いながら進みましたが、9合目を過ぎ、もう頂上は目の前!といったところで、下の子の様子がとうとうおかしくなり、私の父が、下の子をおぶい、なんとか頂上へ辿り着きました。
AM4:00前後だったでしょうか・・・
気がつくと、あたりは、うっすらと明るくなっていましたが、物凄い霧の中、5メートル先は何も見えず、ご来光どころではありませんでした。

頂上では、ご来光を一目みようと、登山客でごった返していましたが、皆さん体力の限界、といった感じで、大勢が肩を寄せ合いながらベンチに腰かけているその様は、まるで防空壕の中にいるのではないかと錯覚しました。

 今年の夏、富士山では、事故や遭難で、3名のかたが亡くなられてます。
北海道のトムラウシ山でも9名のかたが亡くなられてますが、どちらの山の遭難事故も死因は凍死だそうです。
このニュースを知った時、他人事とはとても思えず、大変ショックを受けました。
富士山で遭難された2名のかたについては、私達が登っていた日と、同日・ほぼ同時間に山頂にいたのではないかと思われます。

最後に悲しいお話になってしまいましたが、この場をお借りしまして、遭難者の方々へ、ご冥福をお祈り申し上げます。

 ここ最近は、登山ブームだそうですが、山を知らずに登山は大変危険です。
決して山を甘く見てはいけません。
無理は禁物、引き返す勇気も必要です。
今思うと、下の子は凍傷になりかけていたのではないかと思います。

普段から鍛えている私の父が、下の子をおぶって下山、事なきを得ましたが、登山は登りより下りのほうが難しく、普段、何も鍛えていない私は、疲労で膝がガクガク、何度もこける始末でした。
なにはともあれ、5人全員とも無事下山出来た事に、感謝です。

 今回の富士登山では、山の美しさと厳しさを、体感・実感・体験する事が出来ましたが、弊社で扱っております石達も、山で採れるものがほとんどです。

世界の山と言ったら、やはりヒマラヤ山脈(ネパールでは標高6.000m以上の山しか「山」とは呼ばず、それ以下の山は全て「丘」と言うのだそうです!?)が思い浮かびますが、ヒマラヤ山脈と言えば、やはりクラスターではないでしょうか。

ヒマラヤ山脈で採掘となると、標高が高い為、ブルドーザー?等の機材が山に入れず、人が自分の足で登って採掘をするので、その分コストが高い、とのことです。

そして採掘もダイナマイトを使わず、人の手で地表に出ているものを採取するので、それほど多くの水晶クラスターが市場に出回ず、同じクラスターでもブラジル産や中国産に比べ流通量が少なくなり、その分価格が高くなると言う理由です。

他の石をクラスターの上にのっけとくだけで、浄化になりますし、部屋に置いておくだけで部屋の浄化にもなります。
また、玄関に飾るとその家全体を守ってくれるとも言われているそうです。
ヒマラヤ産クラスターは、非常に高い波動を持っているので、優れた浄化能力を発揮してくれていると思います。
古代から、ヒマラヤは「霊山」であり、さまざまな神々が鎮座されている山だと言われているそうです。
また、中国では、龍神が生まれた場所、とも言われているそうです。

その聖域で気の遠くなるような時間をかけて出来上がった石には、特別なエネルギーが抱擁されているに違いありません。

そんな石達に思いを馳せながら、今日、ベルエールにて過ごさせて頂いております。

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

 感 謝

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