2010年12月9日木曜日

柊木犀(ひいらぎもくせい)

こんにちは! Webスタッフの馬場です。

すっかり冬になりましたね。
目下の楽しみは冬至が近づきつつあること、かな。

冬至は一年で一番日(昼)の短い日、だからなのですが、
実際には、まだまだ朝日が昇る時刻は遅くなっていきます。
冬至の日よりもお正月明けの方が夜明けは遅いのです。

ま、日の出が遅くなることよりも、日の入りが遅くなって
くれることの方が実感しやすいですしね。
冬至のちょっと前から日の入りは遅くなっていきますから。
日が伸びる!と思うとわくわくします o(^.^)o


冬を感じ始めた先月下旬、ベルエールから柴崎の駅に
向かって歩き始めたとたんに甘い香りに包まれました。
金木犀の香りに似た甘い香り。
でも金木犀がそういつまでも咲き続けているはずは
ありません。何?と思いつつも追及することなく帰宅。

翌日も。

そしてまた翌日。
出勤の途中である文字が目に入って立ち止りました。

「もくせい」

「ん?」

近所の植え込みのヒイラギ(と思っていた木)の幹に
名札が!?

ひいらぎもくせい

と書かれていました。

近づいて見ると、金木犀に似たミルキーホワイトの
小さな花がたくさん咲いています。
これかぁ。甘い香りの正体は!
へぇ~、そんな木があったんだ。

ヒイラギモクセイというのは、ギンモクセイとヒイラギ
の雑種とされている木だそうです。
花の香りがしていなければ、ヒイラギとしてクリスマス
の風情を感じていたことでしょう。
ヒイラギにしては大きく育っている木だな、とは思って
いましたが(笑)

パッと見でヒイラギのような葉っぱをしているし、
季節がら、クリスマスまでに赤い実は付くのかな?
遅いな。なんて思ったこともあったっけ。

もうだいぶ花の時期が終わりに近づいていますが、
今日はこんな感じです↓











ひっそりと可憐に、でも香りの自己主張はバッチリ
でした。
色や香りで楽しませてくれる植物にも感謝!

今週末なら、まだ咲いていますよ、きっと。
ご来店、お待ちしております!

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