2011年4月15日金曜日

法律を守る気がない、国家を信頼できるか?

いつもありがとうございます。
ベルエールの町田と元木です。

最近、思うところがあって、フェイスブックを始めました!
Facebookページという機能があって、そこにCHAJのページと
あるコミュニティのページを作りました。

CHAJのフェイスブックページ
http://www.facebook.com/chaj8

放射能と食の安全を子供たちのために考える会(コミュニティ)
http://on.fb.me/ezvXC9

素人の町田と元木が、5日ほど前から、
ああでもないこうでもないと悩んで、なんとか作り始めたページで、
実は、まだ何をどうして良いかわからないレベルですが、
数日以内は、なんとか本格的に運用できるようにしたいと考えていますので、
よろしければ、また覗きにきてください。

“放射能と食の安全を子供たちのために考える会”のページを作ろうと
思ったのは、5日前にある報道を聞いたからです。

本当は、震災から1カ月が経とうとしていて、
前向きに動こうという力があちこちで動き始めているのを感じられていましたから、
ベルエールも、できることを、楽しく、どんどん前向きにやろうと話していた時でした。

そして、ブログも、

「やっぱり、前向きでもっと楽しい話をどんどん書かせていただこう!」

と、話していました。

ところが、10日のある報道にあっけに取られて、
また楽しむモードが、びっくりモードに変わってしまいました。。。

あまりにも、デタラメな決定を行おうとする国と、
それを正しいことのように“さらり”と報道するテレビに、
あっけにとられるとともに、びっくりどころか、
そのあと、恐怖を感じてしまいました。

一体、この国が何を考えているのか、だんだん、わからなくなってきました。

実は、報道には日々、ある程度はびっくりし続けてきてはいたのですが、
極めつけの一撃を、私たちの心に与えてくれたのは、

これまで年間1ミリシーベルトだった子供の年間被ばく量を、
意味不明ですが、20倍の20ミリシーベルトへ引き上げると言いだしたことです!

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110409-OYT1T00912.htm?from=tw

何が驚いたかというと、日本は法治国家だと思っていたからです。
そして、子供の健康と安全を守るために、年間1ミリシーベルト以上の
被曝をさせないと、法律で決めていたわけです。

子供の安全のためにです!

だとしたら、年間1ミリシーベルト以上にしないように、
子供たちを守ることを考え、行動を取るのが法律的に正しいわけです。
そのために、前もって法律というのが決まっているのではないでしょうか?

ところが、国は、何故か緊急事態という言葉の印籠を振りかざしながら、
子供の被曝基準を20倍に引き上げようというのです。法律を変えて。。。

もし、命に関わる法律を破る人がいたら、
社会はその人のことを何と呼ぶと国は思っているのでしょうか?

この国の政治は、子供たちの命、未来から発想していないことだけは、
明らかです。だとしたら、今のこの国の政治の発想の元になっている心、
そして言葉とは何なのでしょう?

ひとつだけ、私たちがはっきりとわかったことは、
私達が心に持っている言葉とは、明らかに違うということでした。

叡智というものがあるとすれば、、
今は、一人ひとりの命から考えなければいけないのではないでしょうか?

今、経済や利権、また20世紀からの無用なしがらみなどから、問題に
向き合ってしまったなら、それは絶対にうまくいくことはないでしょう。

「今、起きているその問題に対する答えは、
 一人ひとりの命から考えられたことか? それともそれ以外の何かか?」

2011年以降は特に、私たちが、何かを決定したり、判断するときに、
自分たちに問いかける質問です。

国の判断の根っこにあるものを、ぜひ私達は聞いてみたいと思います。

いつもありがとうございます。

感謝

ベルエール
町田&元木