2008年12月15日月曜日

オールラウンダーなトルマリン

こんにちは。皆様ご機嫌いかがでしょうか?
寒いので温かい物を飲もうと思って用意しても、猫舌なので結局ぬるくなるまで飲めないweb・在庫スタッフの龍澤です。

web・在庫スタッフでありながら、私にはもう一つ重大任務があります。
在庫チーム作業部屋の片隅にひっそりと生息している植物の手入れです。
最初は一つだけだったのですが、知らない内にいつの間にか増えていき(誰かがこそーりと置いていったりして)、今では4種類にまで増えました。
朝掃除が終わった後にちょこっと葉っぱを拭いたり水をあげたりするだけなのですが、花まで咲かせ、この寒い最中にもまだ新しい葉っぱを出していたりもします。あまりにも元気なので、来年辺り力尽きてたらどうしよう……と若干心配してもいるのですが。
その植物達の鉢には欠けてしまった水晶やらがこれもまたいつの間にか入っていました。そしてそれも気づかない内に増えてたりしますので。
もしややたらと元気なプランツ達の元気さは、この割れてしまった水晶たちが……と最近疑惑の眼差しで見詰めています。

と、言いますのも私の知っている華道の師範が面白いことを零していたことがあるのです。師範その人もとても面白い方です。大分お歳で足も悪いのにいつも品の良いお着物を着て、楚々とした所作で「御機嫌よう」と挨拶をなさるのです。にも関わらず、「ごめん遊ばせ」とお淑やかに微笑んでスパーンと円座(イグサなどで編んだ座布団のようなものです)を投げて滑らせたりというお茶目な真似もします。それがまた実にナイスコントロール!
さて、そんな素敵に楽しい人が言うには、お花を生けたときにブラックトルマリンを入れておくとお花が長持ちする、らしいのです。
普通のトルマリンでも良いらしいのですが……それだと幾分お高いのでブラックトルマリンの破片を使っているとのこと。

トルマリンは周囲の元素を積極的に取り入れて結晶していくので実に色々な色があり、その化学式も複雑という一言に尽きるのだそうです。
マイナスイオンと遠赤外線に圧をかければ流れる微弱電流……と、実に優秀なオールラウンダー。なので世界中で古くから病気の治療に使われていたそうです。

古代エジプトに伝わる話では、地球の中心から太陽までかかった大きな(本当にとても巨大なんでしょうねぇ……)虹を渡って旅をして、たくさんの色もたくさんの知恵や知識も身に付けたのだとか。

ほほー。七色の旅人というわけですか。
実際は黒~透明と七色どころじゃないカラーを持っていますが。

ベルエールに居る子達はグリーンやピンクをはじめ、バイカラーにウォーターメロンと種類様々魅力様々です。
一つとして同じ固体が無いと言われる程のその色合いを是非是非眺めてみてください。そして運命の子に出逢えたらその機会は逃しちゃいけません(笑)

トルマリンはこちら→トルマリン

モース硬度も7はあり、塩・紫外線・水にも強いのでお付き合いがしやすいと思います。

いつもありがとうございます。
プランツ達に虎視眈々とブラックトルマリンを入れる機会を窺っている龍澤でした。