2011年3月21日月曜日

ボランティアを今しなくて良い理由

こんにちは。
ベルエールの町田と元木です。

数年前に、
CHAJを卒業してくださったあるお医者様が、
仙台にいらっしゃいます。ご無事の確認をいただきました。
私たちはほっとするとともに、

「なにか私達にできることがありますか?」

と、お聞きしたところ、下記のような返事が来ました。

「私が携帯ガスコンロでも送ってくださいと言うとでも
 思いましたか!!」 
 
「今だからこそ、町田さんと、恵理さんだからできることを
 やってください!」
 
「被災地での超現実的なことは、自衛隊やレスキュー隊に
 任せておけばよいのです!」

と、、、逆にお尻を叩かれてしまいました。
現地はとても大変な状況でしょうに、スピリチュアルドクターは、
本当にこんなときもスピリチュアルで立派だと思いました。

さて、
今、被災地支援とボランティアのTV報道が多くなって
来ています。これからますます増えるでしょう。

被災地の支援はもちろん大切です。

テレビを見れば、被災地を何とかしてあげたい、、、、
自分に何かできることはないか。。。と、きっと
日本人であれば、誰しもが感じることと思います。

しかし。。。。です。

できる範囲の募金や義援金以外は、実際何かできる人のほうが
現実は少ないのです!

ですから、被災地に対して今何かしてあげることはできないかと
あまり悩む必要はありません。

現時点で過剰に被災地支援に心を奪われると、
普通の人であれば、罪悪感と無力感ばかりが増す可能性のほうが高いからです。

一部の大企業のカリスマ経営者や、有名野球選手や、有名芸能人の方々の
義援金活動などを参考にする必要は一切ありません。

彼らができることは彼らができることであって、
私たちができることとは、全く違います。

私たち一般人は、少しの義援金を送り、被災地に祈りと
思いをささげることで、充分に被災地への支援をしていると
自信を持って良いと思います。

国民一人100円で100億円の義援金です。
一人1000円で、1000億円です。今の段階では本当に
できることをやれば充分と思います。

愛が深い人は、セパレーションをしなければ、
今は、強烈な情報に逆につぶされてしまいます。
少し、気をつけてみてください。

ちなみに、愛が強い人ほど“罪悪感”に、
希望が見える人ほど“無力感”に、さいなまれますので、
今は、絶対に自分を責める必要がないと言うことを知っておいてください。

特にベルエールとご縁をいただく多くの方々は、本当に慈悲深く、
愛が深い方々と、より良い地球の未来への希望を持つ方が多いので、
とても心配です。

ここは、素直にドライな人間になって良いところだと思います。

これから先、マスコミの報道に巻き込まれると、逆に
つらくなってしまう人が増えてしまうかもしれません。
そこは少し注意してみてください。

善意の戦いに巻き込まれるのではなく、
善意として自分が出せるだけで完了する。

それだけで、全く充分だと思います!

仙台の先生がおっしゃったように、現時点では自衛隊や、
レスキュー隊に任せるのが最善です。その後方支援として、
義援金を少し送ることをした人であれば、無力感や罪悪感を
持つ必要など一切ありません。

実際、今回の震災でダメージを受けているのは、
被災地だけではありません。

震災から10日間、東京を見てきましたが、物理的なダメージは
少なくても、色々な意味で東京が今受けているダメージも、
相当なものですし、実際に、交通の麻痺、停電、
ままならぬ仕事、先行きの不透明さなどを
たくさんの人たちが、身を持って体験されていますので、
相当なストレスをすでに多く抱えられています。

今は、緊急時です。ボランティアや義援はもちろん大切ですが、
どんな時でも、人よりもまず、自分のことを心配しましょう。

「自分の足元を今きちんと固めるために何をすべきか?」

という質問が、ボランティアよりきっと優先事項です。
まず、足元を固めましょう。

いつもありがとうございます。

感謝

ベルエール
町田&元木